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参照レイヤーに設定

一枚のレイヤーを[参照レイヤー]に設定し、特定のツールを使用した場合に、参照レイヤーのみを参照して編集中のレイヤーで選択や描画を行えます。

[参照レイヤー]は下記のツールで使用できます。


[参照レイヤー]が使用できるツール

[塗りつぶし]ツール

 [閉領域フィル]ツール

 [マジックワンド]ツール

 [矩形選択]ツール

 [投げなわ選択]ツール

 [折れ線選択]ツール

 [エアブラシ]ツール

 [等高線塗り]ツール


 

下記のツールを選択したときは、[参照レイヤー]を使用するための条件があります。

   [矩形選択]ツール、[投げなわ選択]ツール、[折れ線選択]ツール:
[ツールオプション]パレット→[効果]リブで、[シュリンク選択]に設定したときに使用できます。

   [エアブラシ]ツール:
[ツールオプション]パレット→[効果]リブで、[参照レイヤーの線からはみ出さない]をオンにしたときに使用できます。

 

ここでは例として、下図の線画を[参照レイヤー]に設定して、リボンの部分に色を塗ってみます。

090_menu_layer_ya_0217.jpg

 

1   レイヤーを選択する

[レイヤー]パレットで、[参照レイヤー]に設定したいレイヤーを選択します。ここでは、[線画レイヤー]を選択します。

090_menu_layer_ya_0218.jpg

 

2   コマンドを選択する

[レイヤー]メニュー→[参照レイヤーに設定]を選択します。レイヤーのアイコンが変わります。

090_menu_layer_ya_0219.jpg


 

   再度、[レイヤー]メニュー→[参照レイヤーに設定]を選択すると、[参照レイヤー]を解除できます。

・    [レイヤープロパティ]パレット→[レイヤー]リブからも、[参照レイヤー]を解除できます。詳細は『レイヤー系パレット』→『レイヤープロパティパレット』→『レイヤーリブ』を参照してください。

   複数のレイヤーを選択した場合も、[参照レイヤー]として設定できます。

   [レイヤーフォルダ]も[参照レイヤー]として設定できます。

 

3   描画するレイヤーを選択する

[レイヤー]パレットで、描画するレイヤーを選択します。

090_menu_layer_ya_0220.jpg

 

4   ツールを選択する

[ツール]パレットで描画ツールを選択します。ここでは、[塗りつぶし]ツールを選択します。

090_menu_layer_ya_0221.jpg

 

5   [ツールオプション]を設定する

[ツールオプション]で設定を行います。

090_menu_layer_ya_0222.jpg

 

   [複数参照]をオンにします。

   参照先を[参照レイヤーを参照]に設定します。

6   [参照レイヤー]を参照して描画する

[参照レイヤー]を参照して描画します。リボンの部分でクリックすると、[参照レイヤー]を参照して色が塗られます。

090_menu_layer_ya_0223.jpg