ゴミ取り

[レイヤー]パレットから、ゴミを取り除きたいレイヤーを選択します。

[ツール]パレット→[選択]ツールを使用して、選択範囲を作成します。

[フィルタ]メニュー→[線補正]→[ゴミ取り]を選択すると、[ゴミ取り]ダイアログが表示されます。

② モード、参照先を設定します。ここでは、モードを[白地の中の点を消す]に設定します。

[ゴミ取り]ダイアログの設定で、ゴミが取り除かれました。

[ゴミ取り]ダイアログ

① サイズ

② モード

不透明の点を消す

透明部分にある、不透明や半透明の小さな領域が、ゴミとして認識されます。ゴミは透明色で塗りつぶされます。

[不透明の点を消す]は、スキャンした1bitや8bitの画像のゴミを取り除く場合に向いています。

白地の中の点を消す

完全な白色で塗られた部分にある、白色ではない小さな領域が、ゴミとして認識されます。ゴミは白色で塗りつぶされます。

[白地の中の点を消す]は、スキャンした2bitや32bitの画像のゴミを取り除く場合に向いています。

透明の穴を周囲の色で埋める

不透明部分にある、透明や半透明の小さな領域が、ゴミとして認識されます。ゴミの周囲に多く存在する色で、ゴミが塗りつぶされます。

･ここで言う不透明部分とは、[カラー]パレットの[不透明度]が255の部分を示します。

･塗りつぶしは、編集中のレイヤーに行われます。透明の穴が開いているレイヤーを選択してから、フィルタを実行することをお勧めします。

[透明の穴を周囲の色で埋める]は、点在する塗り残しを、まとめて修正する場合に向いています。

透明の穴を描画色で埋める

不透明部分にある、透明や半透明の小さな領域が、ゴミとして認識されます。ゴミは描画色で塗りつぶされます。

･ここで言う不透明部分とは、[カラー]パレットの[不透明度]が255の部分を示します。

･塗りつぶしは、編集中のレイヤーに行われます。透明の穴が開いているレイヤーを選択してから、フィルタを実行することをお勧めします。

[透明の穴を描画色で埋める]は、1色塗るごとに塗り残しを修正する場合に向いています。

③ 複数参照

[モード]で[不透明の点を消す]または[白地の中の点を消す]を選択した場合は、[複数参照]を設定できません。

すべてのレイヤー	キャンバス上に表示されているすべてのレイヤーをゴミ取りの対象にします。非表示のレイヤーは無視します。
選択状態レイヤー	[レイヤー]パレットで選択されている複数のレイヤーを、ゴミ取りの対象にします。
フォルダ内レイヤー	[レイヤー]パレットで選択したレイヤーフォルダに格納されている複数のレイヤーを、ゴミ取りの対象にします。

④ 文字を参照しない

オンにすると、ゴミを取るときに[テキストレイヤー]を対象から除外します。[複数参照]をオンにすると設定できます。

⑤ 編集レイヤーを参照しない

オンにすると、ゴミを取るときに、[レイヤー]パレットで現在選択されているレイヤーを対象から除外します。[複数参照]をオンにすると設定できます。