選択中のレイヤーを結合

選択したレイヤーを一つのレイヤーに結合します。別々に描いた画像をひとつに合わせる場合などに使用します。


 

   一度結合したレイヤーは、元の複数のレイヤーに戻せません。

   レイヤーを選択するときは、連続したレイヤーを選択する必要があります。


 

ロックされているレイヤーでも、レイヤーを結合できます。

 

1   レイヤーを選択する

[レイヤー]パレットで、結合したいレイヤーを選択します。

090_menu_layer_ya_0193.jpg

 

2   コマンドを選択する

[レイヤー]メニュー→[選択中のレイヤーを結合]を選択すると、[レイヤーの結合]ダイアログが表示されます。

090_menu_layer_ya_0194.jpg

 

   必要に応じて結合後のレイヤーの設定を行います。

   元のレイヤーを残す場合は[元のレイヤーを残す]をオンにします。

   [OK]をクリックします。

3   レイヤーの結合が完了する

選択したレイヤーが一つのレイヤーに結合されました。

090_menu_layer_ya_0195.jpg

 

[レイヤーの結合]ダイアログ

 

090_menu_layer_ya_0196.jpg

 

   レイヤー名

結合後のレイヤーの名称を設定します。

   種類

結合後のレイヤーの種類を[ラスターレイヤー]・[ベクターレイヤー]・[選択範囲レイヤー]から選択します。


 

[選択範囲レイヤー]は、[選択範囲]リブを結合するときだけ表示されます。

 

   ベクター設定

[種類]で[ベクターレイヤー]を選択したときに、詳細な設定を行えます。

090_menu_layer_ya_0197.jpg


A. 最大線幅

指定値より太い線はベタとみなして、周囲だけベクター線が作成されます。

B. 補正

線のなめらかさを設定します。

C. 白も変換する

白い線もベクターに変換します。

D. 線端を検出する

線の端をラスターに近い形で検出します。変換処理に多少時間がかかります。

 

   表現色

結合後のレイヤーの表現色を選択します。

ラスターレイヤー

[黒(1bit)]・[黒白(2bit)]・[グレー(8bit)]・[カラー(32bit)]から選択します。

ベクターレイヤー

[黒白(2bit)]・[カラー(32bit)]から選択します。

選択範囲レイヤー

[黒(1bit)]・[グレー(8bit)]から選択します。

 

   解像度

[種類]で[ラスターレイヤー]を選択したときに、結合後のレイヤーの解像度を設定します。

   元のレイヤーを残す

結合後に元のレイヤーを残すときには、チェックボックスをオンにします。