色相・彩度・明度

選択中のレイヤーをフォルダ化して、色の三要素であるHSVカラーモデル(色相・彩度・明度)を調整するフィルタレイヤーを作成します。

1   レイヤーを選択する

[レイヤー]パレットから彩色したいレイヤーを選択します。ここでは、背景のレイヤーを選択します。

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レイヤーフォルダ内のレイヤーに対して、効果が適用されます。

 

2   コマンドを選択する

[レイヤー]メニュー→[フィルタフォルダ化]→[色相・彩度・明度]を選択すると、[色相・彩度・明度]ダイアログが表示されます。スライダーを変化させて、画像の色を調整します。


 

[色相・彩度・明度]を選択したときに、警告ダイアログが表示されます。[色相・彩度・明度]のフィルタレイヤーは、Ver.1.0.10以前のバージョンでは正常に読み込まれません。Ver.1.0.10以前のバージョンとデータをやりとりする場合は、[いいえ]をクリックし、[色相・彩度・明度]は使用しないでください。なお、お使いのIllustStudioのバージョンは、[ヘルプ]メニュー→[バージョン情報]を選択すると確認できます。

 

090_menu_layer_yy0140.jpg

 

   [色相]・[彩度]・[明度]のスライダーを変化させて、画像の色を調整します。

   [OK]をクリックします。

3   フィルタレイヤーの作成が完了する

[色相・彩度・明度]のフィルタレイヤーが作成されて、選択したレイヤーがフォルダ化されます。背景の色が調整されました。

090_menu_layer_yy0141.jpg

 

フィルタレイヤーのアイコンをダブルクリックすると、[色相・彩度・明度]ダイアログを再度開くことができます。

090_menu_layer_yy0142.jpg


 

   作成したフィルタレイヤーの表示・非表示を切り替えると、フィルタの適用のオン・オフを切り替えられます。

   フィルタレイヤーを削除すると、フィルタを適用する前の状態に戻せます。